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Nitto

「世界が追いつけない、日本のハンドル」

 

初めて日東東京事務所に吉川社長をおたずねしたとき、拝見したハンドルにおどろきました。

自転車のハンドルでありながら彫刻作品のように見えたからです。

パイプを曲げるという単純な行為がこのような美をつくり出すとは目からウロコでした。

それから思い浮かんだのは、刺身、俳句、日本刀などの日本文化。

極限まで単純化された洗練の表現は、それをささえる深い精神性と熟成された高度な技術があってこそ達成されます。日東のハンドルにそれを感じるのです。

世界のレースシーン、極限の世界で日東のハンドルが信頼されるのもその正確なつくりと驚くべき強度、耐久性があるからです。ハンドルをあやつる世界のトップアスリートは最小の狂いも感じ取ります。

私達はそのきびしい世界で性能が実証されているハンドルを日常使いの自転車に採用しました。過剰品質といわれるかもしれません。でも私達はその正確さと耐久性が、日常のライディングでの安全性を高めると考えています。

そして、その信頼性は無骨なものではなく、レースで育ったエレガントな美をまとった彫刻のようなハンドルが支えてくれるのです。

日東の製品はすべてメイドインジャパン。その工場には使い込まれた加工機械や試験機、種々の製造設備があります。それらを使いながら吉川社長の発想とリーダーシップのもと、男女の熟練工の方々、若い世代の方々が世界最高のモノを作り出しています。まさにそれは夢工場。

ポプロモビルのハンドルを握られるとき、このストーリーに少し思いを馳せていただけたら、これにまさるしあわせはありません。

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